子供を無気力にしない褒め方!アンジェラ・ダックワースのやり抜く力

前回は、「意図的な練習がとても大事」ということを書きました。
今回は、「やる気が無くなる時」そして、それを克服するためのマインドセットについて書きたいと思います。

手応えが必要な理由

何かを努力しても、結果が変わらなかったり、悪化したりしてまうと、「学習性無力感」にはまってしまう可能性があります。

ストレスの原因は、「自分ではどうにもならないことだけど、嫌だと感じること」だといいます。
これと非常に似ていますね。

学習性無力感は、このストレスに長い期間さらされて、諦めることを学習してしまった状態ともいえます。

つまり、「自分が何をやっても意味がない」という風に思える出来事が続くと、
何に対しても、「克服しよう」という意識が芽生えず、無気力になり、最終的には生命力そのものが落ちてしまうものです。

このことは科学的に立証されていて、動物実験や、アウシュビッツでも状況に絶望した人の生存率が低かったりと結果が出ています。

しかし、逆に希望があればどうでしょうか?
実は、これの反対として、「自分でどうにかできた」という出来事が続くと、いろんなことに「なんとかしよう」という意識が働くようです。

成長できるマインドセット

何かをできる、もしくはできないことの理由は、生まれ持った才能などではなく、努力の量だと思うマインドセットが大事です。
これは、能力というものは、自分の努力次第でどうにでもなると、信じることができるマインドセットのことです。

このマインドセットが、努力できるか決めるそうです。
とても前向きなマインドセットですね。

褒められ方が大事

先ほどの成長できるマインドセットが、本当かどうかを確かめるために行った有名な実験があります。
まず、褒められ方の違いによって、数学の問題を解く能力が向上するかどうかを測定しました。
一つ目のグループは、「成功のみを褒めるだけのグループ」。
このグループは数学の問題を解き、解けた問題の数に関係なく、ご褒美をもらえます。

もう一つのグループは、「失敗の解釈を手助けされるグループ」。
「解けた問題の数が少ない」「もっと頑張るべきだ」だの失敗した理由を「がんばる必要がある」というふうに解釈するように仕向けられたグループ。

結果は、「失敗の解釈を手助けされるグループ」の方が成績が伸びました。
これは、成長志向のマインドセットが植え付けられた方が伸びるという事実の裏付けになります。

つまり、無条件に子供褒めるのではなく、プロセスや、結果を正当に評価し、コメントをあげることが大事だということです。

まとめ

まとめます。

・能力は成長させることができると信じる気持ちが大事。
・学習性無力感にとらわれないように注意する。
・成長志向のマインドセットが大事。
・成長志向のマインドセットを育むためには褒め方がとても大事。

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