子供のプログラミング教育、難しさをどう克服するか?

前回は、プログラミング教育で難しいことを乗り越えるには、「目的」が大事だと書きました。
今回の問題の難しさをどうやって調整するかを書いていきます。

難しいポイントの整理

子供にプログラミングを教えるに当たって、つまづきそうなポイントを整理しました。

1. 英語が出てきて教えられない。
2. パソコンを触ったことがない。
3. 抽象的な概念を理解できない。

ここに出てきた難しさを、子供のレベルに合わせてちょうど良いサイズにすることがポイントだと思います。

困難1. 英語が出てきて教えられない

確かに、その子供にとって、英語がまだ早い場合はあります。
プログラミングに出てくる英語は、子供英会話教室に出てくるような英語とは違い、論理的な英語が多く見受けられます。
英語を勉強し始めるタイミングだと思うのであれば、ここで触れてみるのはいい機会だと思います。プログラミングを本気でやり始めると、インターネットで調べ物をする機会が増えてきます。その時に、多くの情報は英語なのです。
これは、強烈な「英語を読む」理由になります。

余談になりますが、筆者は、中学校で英語の授業が始まった時、なぜ「ハーイ!マイケル!」みたいなつまらない文章を読まなくてはいけないのか、悩んだ挙句、英語が嫌いになってしまいました。受験でも苦労しました。
もし、自分の何かやりたい目的のために英語と出会っていたら、英語を嫌いにならずに済んだかもしれません。ちなみに、今は、英語は大好きです。

困難2. パソコンを触ったことがない

確かに低学年でパソコンを触ったことはない子供は多いでしょう。
パソコンを触ろうと思ったら、少なくともアルファベットはわからないとキーボードが打てません。しかし、アルファベットが分かっている子供なら、これを機会に触ってみるのも悪くないかもしれません。この場合は、ちょうどよい困難になるかもしれません。
では、アルファベットはおろか、ひらがなもまだおぼつかない幼稚園ではどうでしょう?
キーボードを打つのも難しいと思います。

そんな場合でも、iPadのようなタブレットなどでゲームをしていたりする子供は多いと思います。
パソコンの代わりにiPadでプログラミングできる方法はないでしょうか?
もしくは、パソコンなどの電子機器を使わなくてもできるプログラミングはないでしょうか?

困難3. 抽象的な概念を理解できない

例えば、パソコンでゲームを作る場合、パソコンにドット絵を描いたりします。
ドット絵とは下図のように点で描いた絵のことを言います。

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このドットは、点の座標と色というデータを作って、最終的に絵にします。
少し難しく感じませんでしたか?きっと子供にはもっと難しいと思います。

また、作りたいものが「ロボット」だったりした時は、そこまで抽象的な概念は必要ありません。
ロボットをプログラミングの教材にできるかもしれません。

まとめ

いかがだったでしょうか?
困難それぞれについて、何をどう調整すればいいのかの感触はつかめたでしょうか?
困難が子供にちょうどよくなければ、適切に調整してしまえばいいと思います。

次回は、今回紹介した調整の余地を残しながら、教材として使えそうなモノを紹介したいと思います。

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